社会福祉士とは

社会福祉士とは,高齢者や身体障害者,母子家庭,生活困窮者などに福祉についての指導を行なったり相談に応じたりする人のことで,ソーシャルワーカーとか生活指導員などとも呼ばれています。また,児童・高齢者虐待や売春防止などに関わる仕事を行なう場合もあります。職場となるのは,まず特別養護老人ホームなどの高齢者施設です。入所者や家族からの相談に応じたり,いろいろな手続きのサポートを行なったりします。障害者施設で,生活指導をしたり職業訓練の援助をしたりすることもあります。社会福祉協議会や児童福祉施設,保健所なども職場となりますし,総合病院などで医療ソーシャルワーカーとして働くこともあります。

社会福祉士の資格

社会福祉士になるには国家試験を受ける必要がありますが,その受験資格としては,福祉系の4年制大学を卒業していることが必要です。3年生の福祉大学卒の場合は1年間の実務経験が必要ですし,2年生の場合は2年の実務が必要です。また,児童福祉司や身体障害者福祉司・査察指導員などの法的職種を5年以上経験している場合も受験できます。4年制大学の卒業者や短大卒業者で実務経験のある場合は,養成施設や通信課程を1年修了しているなら受験できます。それらの養成施設は各地に50校以上あり,夜間コースや通信コースなどもあります。毎年1月下旬に行なわれている試験に合格し,登録をすることによって,社会福祉士として活動することができるようになります。

社会福祉士の仕事

社会福祉士の仕事は一言で言うと,患者や家族などに福祉についてのアドバイスをすることです。患者はそれぞれ状態や状況が異なりますし,必要としていることも異なります。ですから,社会福祉士にはそれを正しく捉えて,それに合った指導やアドバイスを行なうことが求められます。場合によっては,散歩やスポーツに付き合うことも必要になるでしょう。体や心に障害を抱えている人,一人ひとりに合わせて考えたり行動したりする能力が問われる仕事です。障害のある人が自信を持って社会復帰できるように支援するのも,楽な仕事ではありません。医療費や年金などについての相談にも的確に応じなければいけませんから,そのような制度に通じておくことも大切です。

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